2016年6月15日水曜日

タイでゲーン・キャオ・ワーン(タイグリーンカレー)を食う


タイのBTSラチャダムリ駅近くにあるハンサーホテルのレストランでゲーン・キャオ・ワーンを食ったのである。

ゲーンはスープの総称であるので、本来はカレーではないのであるが、この店のメニューのカレーのリストにマッサマンとならんでいるので外国人向けにはわかりやすくカレーと呼称しているわけである。

日本ではいわゆるタイカレーあるいはタイグリーンカレーと呼ばれてレトルトなどでも市販されているアレである。

他のゲーンと同様に様々な香辛料やハーブをすり潰したペーストを炒めてココナッツミルクやナンプラー、砂糖、具になる豆ナス、タイナス、赤ピーマン、肉、エビや魚を煮込んで作るお料理であるが、これが、激辛が当たり前のタイ料理の中でもさらに激辛である。

日本の国内でレトルトなどで市販されているものは日本人向けに極めて甘口であることがわかるのである。

タイにご滞在中はとにかく毎日が激辛料理であるので、辛さに麻痺してくるのであるが、それでも辛いのである。

これに比較してマッサマンはタイ料理としてはさほど辛くないので、世界各国の人に馴染めて、CNNのご意見で世界一うまい料理ということになったのかもしれないのである。

あたしはどちらかというと辛さを差し引いてもゲーン・キャオ・ワーンを世界一と認定したいのであるが、人によっては辛すぎて食えたもんじゃないというお料理である。

日本ではスープは飲むものであるが、タイのスープであるゲーンは具を香辛料やハーブその他で味付け香り付けして、その具を食うことが主体であるので、このゲーン・キャオ・ワーンをスープカレーと考えてスープをご飯に全部かけてしまうと激辛我慢大会になってしまうのである。

たとえばゲーンの代表のトムヤムクンはスープを飲むための料理ではなく、その具を食うための味付けのスープであるということが理解できるとゲーンが理解できるのである。


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