このところイオンモール多摩平の森にあるフードコートのマニア状態であるが、いずれにしてもおおむね食いたいものを食いつくすまでは、昼になると仕事場からお車に乗って通うわけである。
べつにイオンから宣伝費をもらってるわけではないので、どーでもいいのであるが、昼めしとはいえ、日々の昼めしはそれぞれが一生に一度の昼めしであるので、一期一会の気合をもって召し上がらねばならないのである。
てきとーにキーボード打ったらあかんがな。
誰がてきとーだ。
ああ、あたしだ。
その一期一会の気合で今回選んだのが、「呉さんのビビンバ」てなみょーな店名の店で「参鶏湯(サムゲタン)」である。
ビビンバが売り物の店であえて参鶏湯である。
メニュー見てたらこれが食いたくなったんだからしょーがないじゃんつーことである。
ところが、その鉄鍋がグツグツ煮えたぎっていて、カウンターからテーブルまで持ってくるのが大変である。
もし、けっつまずいて通りがかりの人にぶっかけたら、怒られるだけでは済まないので、しんちょーにテーブルまで運んで見てみたら、野菜もトッピングも何にもねーし、スープと鶏肉だけである。
ライスが小さいし。
参鶏湯は韓国料理の一つで、鶏肉と高麗人参、鹿茸、ファンギ(キバナオウギ)などの漢方ともち米、くるみ、松の実、ニンニクなどを入れて煮込んだ料理であるとあてにならないうぃきでも解説してる通り、以前に某立川駅の近くの韓国料理の店で食ったときは、たしか鶏肉の中にもち米だのなんだのを包んでいたと記憶してるが、包んでるどころか鶏肉オンリーで、さらにもち米でなくただのライスの小さいのがついてくるのである。
でも、スープを飲んでみると絶妙なお味で、「これはいける!」ともち米ではないただのライスをぶち込んで食ったら、あーらびっくりねと、予想に反して大変美味である。
ものごとはどこでどうなるかわかったもんじゃないわけである。
でも、ライスの量がすくねーのである。
あたしみたいな大食いをなりわいとする者にこの量では餓死しろというのと同義である。
てなこことで、参鶏湯を食ったら、薬膳の効果なのかさらに腹へったので、最近凝ってる南インド料理のアナス ドーサ ビリヤニのカウンターに行って、「Today's Special」を頼んだら、今日のカレーはチキンカレーである。
これが辛くてさらに胃を刺激されて、さらに腹へったのである。
それで、さらになんかないかなーと物色したのであるが、「これはいかん、いくらなんでも、三人前の昼飯はいかん、心を鬼にして二人前で我慢せんといかん」と気が付いたのである。
昼飯を三人前食うてなことは、いかに大食いとは言え、健康評論家としての象師匠の名がすたるのである。
これを「気づき」と言わんでなんと言うのか!
神のお告げ以外の何物でもないのである。
おまえ、バカだろ。
誰が馬鹿だ。
ああ、あたしだ。
それで、とにもかくにも胃と食欲中枢を落ち着かせるために、FLOてなスイーツの店でキャラメルプリンを買って、ディッパーダンでコーヒーを買って砂糖とミルクをこれでもかとたっぷり入れて、その我慢としたのである。
さらに健康の危機を助長してるように見えるが、そこはそれ気持ちの問題であるので、このぐらいで済んだと思えばいいのである。
いいわけねーだろ。
このフードコートの一部を上から俯瞰するとこんなである。
タイの巨大デパートのフードコートなみの大きさである。
全体ではこの数倍はあるので、あたしの食欲中枢は狂喜乱舞である。
ああ、神はなぜにこのようなものを作り給うたのか。
いや、作ったのはイオンさんでんがな。
フードコートの一角ではUP LIFTてなグループのミニライブが少なめの観客を楽しませていて、めし食ってるのにうるせー、いや失礼、大変にぎやかである。
明日はどうでも、今この時を生きるのが象気功である。
なんですのん、いきなり。
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