まあ、高速道路の人気サービスエリアの談合坂も、平日の早朝であるのでこの空気である。
早朝といっても6時半ぐらいであるので、それなりにめし食ってる人はおられて、まあ、夏休みの最終週ということもあるとは思うが、やかましい、いや失礼、元気なお子様連れのご家族も多々おられるのである。
さらには高齢ドライバーがやたらと目につくのであるが、まあ、平日に暇なのは退職したご高齢者であろうから、健康保険があってそれなりに高度な医療を平等に受けられるご長寿社会満喫の日本とすれば当然こーなるし、今後はますます増えるわけである。
しかし、高速道路に高齢者があふれている昨今の状況をつらつら鑑みれば、これは早く自動運転の時代が来ないと、さらにヤバいことになるなと危惧するのはあたしだけではないのも想像に難くないのである。
今後のIT企業の宝の山はこの方向であるのは明白であるので、孫さんには、ぐーぐるやあっぷると資金力の差はあれ、AIの研究開発で世界を席巻していただきたいと切に希望するのである。
あいかわらずのでたらめかよ。
それでまあ、高速道路高齢化時代の問題はさておいて、朝めしはなんにするかという差し迫った問題を解決すべく、並んでる店をあれこれ物色して、なじみのサーロインステーキの店がパスタの店になってることに気が付いたのである。
「ううむ、朝のサーロインステーキが食えなくった、これはどうしたもんか」と肉好きとしては致命的な変更に困惑してうろうろしてたら、「すた丼」てな豚丼の店に「牛ハラミ重1520円税込」てなお料理があったので、即刻ご注文したのである。
出てきたら、店頭の食欲をそそるみごとな写真の面影はなくて、予想外のさんざんな盛り付けであるが、食ってみると、これが意外に肉が柔らかくて焼き加減と味付けがぜつみょーで、なんとこれがうまいのであーらびっくりねである。
まあ、これまでのそれなりに長い食レポ生活の経験上、お料理というものはだいたい見かけ通りの味であるのを脳裏基底核の暗黙の了解としていたが、それでも食ってみないとわからないのもあるということに今さらながら人生の奥深さを感じてうっすらと涙も滲み出す今日この頃である。
デザートにミルクパンを食ってこーしーを飲んで、本日の朝めしはみごとに終了である。
日本の医療は果たしてあたしの怒涛の食いたいもん食いたい放題生活に追いついてこれるのか、この先、象気功が更新しなくなった時が日本の医療の敗北であるとあらかじめ宣言しとくわけである。
まあ、それにしても、あたしのフードコート好きは高速道路のサービスエリアから始まったといっても過言ではないので、今でも高速道路に入ると何を食うかで気もそぞろのあれこれである。
このようなものを創りたもうた神の采配に心より感謝して、日々の糧をありがたく貪り食う心意気である。
無神論者が何を言う。