まあ、毎年恒例の伊豆で海水浴つーことでお泊りは熱川温泉であるのである。
そのホテルの夕食と朝食であるのである。
食い散らかしばかりであるが、夕食朝食ともにバイキングであるので、写真を撮るよりも食っちまわないと鮮度が落ちるので食い散らかしばかりになっちまったのである。
それで、まあ、ホテルの楽しみつーとお食事であるわけであるが、これ、やっぱりなんつってもホテルバイキングがいいわけである。
ホテルや旅館で「お部屋でお食事」なんつった日にはこれ最悪であるのである。
だいたい、旅行てなものは一日中遊びまわって、ホテルにつくころはへとへとであるので、部屋に入ってまで他人さまに気を使いたくないのである。
お食事処で気兼ねなく食いたいし、さらにバイキングであればさらに気兼ねなく好きなだけ食い放題ができてさらによろしいわけである。
それはどなたも同様な感想なのか、ホテルの予約状況をみるとバイキングがあるところから埋まっていくらしく、直前になって探したら空いてたのがこのカターラさんだけだったのである。
まあ、それで、ホテルに着いたら口コミでいろいろ言われてるフロントの番頭さんが口コミどおりのナニな対応で「ウエルカムドリンク券です、あちらの部屋でどうぞ」つーので、だーれもいないラウンジにいったら、たいへん恰幅のよろしいお肥満体のマツコ似のおねーさんがものすごい仏頂面で「何しにきやがった」てな形相で「荷物を部屋においてから来てください」つーのである。
「いや、めんどくさいから、今、ウエルカムしていただきたい」と申し上げたら、「ただで飲むくせに」てな気持ちなのか何なのかさらに仏頂面が極まった口がへの字の激怒の形相で「好きなところへどうぞ」というので、窓際に座ってウエルカム券を出して「この季節のなんとかをください」と申し上げたら無言で券をお持ちになって、しばらくしてコンクを炭酸で割っただけのどうみても原価10円のドリンクを無言で置いていったのである。
「いやはやすごいね、さすがは最後まで空いてたホテルだ、ウエルカムがこれだからこの先はいったいどのくらいウエルカムなんだろうか」と実に期待は高まったのである。
しかし、これがね、そうでもなくて、夕食は刺身も肉もその他のお料理も多彩で、鮮度も味もよろしくて、桜えびの天ぷらはにこやかな板さんがその場で揚げたてで、中居のおねーさんおばさんも実に対応がよろしくてこれまでで上位に入るVERY GOODなお食事であるのである。
なにしろVERYでGOODなのであるから、これ、なにしろ食事に命がけであるのでクレーマー扱いされかねないぐらいサービスにうるさいあたしも大満足であるのである。
じゃあ、あの客を追い払うためにおいてあるようなご肥満のおねーさんは何の目的なんだろうかとクビをかしげて思案したのであるが、これ、あのおねーさんはこのホテルの経営者の親族か何かであそこに置くしかないてなことかもしれないのであるなあ。
しかし、最初にホテルのサービスを印象づけるためのウエルカムドリンクであろうから、最上級のドリンクで、すくなくとも若女将とかを置かないといけないだろうと思うのであるがあたしが間違ってるかね。
もしかするとあのご肥満のおねーさんが若女将かね。
いくらなんでもそんなこたあなかろうが、ううむ。謎だ。
いや、これ、カターラさんをけなしてるんじゃないのである。
あたしゃ飯がうまけりゃ総てがOKであるのである。
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