2019年3月28日木曜日

高幡不動に開運そばを食いに行く


高幡不動尊といえば門前にある高幡不動尊御指定の開運そばである。

以前にもネタにしたのであるが、食ったらあれこれネタにしないと気がすまないのは食レポブロガーのあれこれであるので、これから先もネタにするかもしれないあれこれである。

あれこれかよ。

あざやかなツッコミも決まって、本日のご所望は天ざる蕎麦1300円であるが、海老とキスの天ぷらがついて、「ああ、日本の春はこうでなくちゃ」という感激に涙も溢れてくるのである。

ウソ泣きの涙を拭くふりをして天ぷらの上にかかっている稲穂の素揚げをパリパリとかじって、行く春をさらに満喫して、開運にことほぐことしばしの安らぎである。

ううむ、いかん、春先はどうも脳のちょーしがさらにおかしくなる。


先日、高幡不動尊の火防守りをいただきに来たときに、この開運そばを食わすに、食べログでみつけたスペイン料理を食ってしまったので、開運してないわけである。

それで開運をいただきに一念発起して食いに来たのである。

まあ、そんなに張り切るもんでもないが、ぶっちゃけて言えば、急にそばが食いたくなったので仕事のついでに立ち寄ったわけである。

あたしは幼少のみぎりからの筋金入りのそば好きであるので、ときおり意味もなくそばがくいたくなるのである。

きっと前世はそば打ちの職人かそばの屋台のおやじだったのかもしれないのである。

あるいは「もっとそばを食いたい」と悔いを残して死んだそば好きの人の霊が憑依してるのかもしれないのである。

陪審員の方はこの発言を無視してください。

それで、お寺の境内の駐車場に車を停めたので、もちろんお礼にお参りして大枚100円のお賽銭をご寄進申し上げたのは言うまでもないことである。


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2019年3月7日木曜日

高幡不動でスペイン料理を食う


高幡不動尊に火防守りのお札をいただきに参拝するにあたって、さて昼めしはどこにしようと食べログを見たら、高幡不動駅のほど近くにスペイン料理マリベンてな店を見つけたのである。

それで、参拝の後、スマホのぐーぐるの道案内を頼りにあちこちうろうろしたのであるが、これがなかなか一筋縄ではいかないややこしさで、駅前メインストリートに面したビルの裏側に入口があるのである。


それで店内にご入場遊ばすと、ディスプレイが実にスペインである。

いや、まあ、スペインに行ったことがないので、これがスペインかどうかは定かでないが、さもありなんということである。


とにもかくにも、このマリベンはスペインで修業したシェフが腕を振るう本格的なお料理とホスピタリティの高いサービス!と言い張る本格的なスペイン料理のお店であるつーことである。

なにしろホスピタリティであるので、ええと、まあ、このへんでお願いします。


まずはアパタイザーであるが、なにしろスペイン料理は世界遺産の地中海料理のひとつであるので、地中海の香りがほのぼのと立ち昇るあれこれである。

この先あたしはどうしたいいんでしょうか。

しらんがな。


続いて、小ぶりなパンが一個とスープである。

パンにスペインも何もあったもんではないと思うが、スープは実にスペインである。


続いて、メインディッシュの牛ひれ肉のお料理である。

このひれ肉の柔らかさがなんとも地中海の穏やかな気候を想起させるとともに、スペイン料理の代名詞のオリーブオイルとニンニクのほのかな香りに包まれて、ううう、グルメぶってあれこれして、なんか行き止まりの路地に迷い込んだようで、人間というものは無理をするとかような仕儀にあいなるわけである。


最後はデザートのシャーベットとお紅茶である。

このお紅茶はコーヒーも選べるのであるが、今日のあたしはお紅茶をお上品にお飲みになりたい雰囲気であるので、白いカップに砂糖を2個いれて、そのたおやかな香りを、やめなさい、詰まるのわかってるんだから。


ランチとはいえコース料理であるので、ウエイターのおにーさんがちらちらこちらを見ながら、食べ終わるのを確認してから、順番に出てくるのである。

おにーさんがカウンターの前に立ってこちらをそれとなく注視しているので、あたしみたいなほったらかしのファミレスのホスピタリティに慣れた品性のない食生活者にはある意味いたたまれない雰囲気であるが、ハイソサエティでラグジュアリーな奥様方にはこうでなくちゃというお給仕である。

大変おいしゅうございました。

まあ、無難にね。

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