成田空港で仕事関係の待ち合わせの前に、sandwichRBroastbeefてな看板のあるファーストフード店でローストビーフサンドを食ったのである。
ぞんざいな盛り付けであるが、席まで持ってくるときに崩れたわけではないのである。
まあ、このところの話題というと、やっぱり山根さんである。
非常にネタにしやすい人で、おだててしゃべらせてそのあと番組で叩くというメディアのかっこうの餌食となって、各局の関係者は大喜びであったと思うが、辞任劇から後は、さすがに弁護士その他のストップで、しゃべらなくなってしまったのである。
まあ、こんな人が組織のトップにいるアマチュアスポーツの団体があることが驚きであるが、まあ、まともな人とおかしな人がバトルすると、おかしな人の方がエネルギーがあるだけにまともな人は敵わないということがよくわかるあれこれである。
国や企業も同じで、まともな人がトップになるとはかぎらないので、国家がやりたい放題のむちゃくちゃな独裁体制であったり、ときどき企業の馬鹿丸出しの行状が明るみに出て、とんでもないことになるのである。
コミュニケーションの重要性が当たり前のこの時代でも、腕力の強いものが勝つということが普通に見受けられるので、あたまのおかしい腕力の強いものがトップになれば、いずれは破たんすることが目に見えていると思うが、そのおかげでおいしい思いをする周囲もいるので、はたから見れば「あーら、びっくりね」でも、当事者や取り巻きの皆さんは「いちゃもんつけるな!」てなことになるわけである。
ただ、昨今はメディアの状況が変わって、一般人もモノを言うSNS等も大きな影響力となるので、メディアが公的権力も巻き込んで叩きに来るということになって、腕力では太刀打ちできない状況に追い込まれるのである。
それでも、某日大の田中さんは、かつて合成写真と言い張って乗り切った反社会勢力との仲良し写真を改めて追及されるのが目に見えてる記者会見を拒否して、徹底しただんまり戦術で今回も乗り切ってしまうことになりそうである。
田中さんはメディアやSNSで叩かれたらもうアウトという昨今の風潮を、法や規約に触れなきゃ、何を言われても知らん顔してればどうにかなるという新しい対処法をこの世にご提示になったわけである。
山根さんの場合、突き抜けた自己顕示欲とおしゃべり好きが仇になったわけであるが、こんなに早く辞任されてしまうと、こんなおいしい魚に逃げられて、メディアの皆さんはがっかりであろうとご同情申しあげるのはあたしだけではないかもしれないのである。
山根さんなき後、メディア対応を一手に引き受ける形となった吉森さんは、いくら山根さんでおいしい思いをしたとは言え、反社会勢力とのお付き合いを容認ともとれるようなご発言も含めて、いまだに擁護に回ってる言動もどうかしてると思うが、たとえ極悪人でも守るという弁護士としての職業上の倫理観を強固に持っておられるわけである。
しかし、連盟副会長という肩書がある以上、吉森さんご本人にも弁護士を付けないといけないような状況であるから、すべてが吉森さん叩きに入る前に逃げた方が得策であるとご提言申しあげる次第であるが、もちろん大きなお世話であるのは言うまでもないことである。
まあ、山根さん一派のむちゃくちゃのおかで五輪参加が危ぶまれる選手や関係者の皆さんには心よりご心配申しあげるが、国際協会も会長がこれまたとんでも会長で、いずれにしても東京五輪はボクシングが見れないんじゃなかろうかという危機をはらんで、今後も波乱の展開が予想されるわけである。
たいへんだねしかし。
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