2019年2月11日月曜日

手打ぞば車家でそばがきとさらしなの生一本と出羽の田舎切りを食う


まあ、仕事の都合で毎日お外で昼めしを食うというのも人生のあれこれのお楽しみである。

それで、本日のお楽しみは某野猿街道の通りがかりの車家てな手打そばの店でそばをお召し上がりになるというけっこうなあれこれである。

あたしらそば通は手打そばといえば、まずはそばがき1000円(税込1080円)である。

誰がそば通だ。

なにをいってるのか自分でもよくわからんが、まあ、とにかく、このそば粉の甘みと醤油の辛味の具合いがまたなんともそこはかとなく、ああ幸せとおもわず頬もゆるむそれこれである。

語彙が貧困で発想が貧困で表現力が極めて稚拙である。

大きなお世話である。


それで、そばがきを軽やかにご完食なされて次のメニューは、限定と言い張るさらしなの生一本(110g・少な目)1200円(税込1296円)である。

なにしろ生一本であるので、そばの実から少量しかとれないさらしな粉のみを使用して、その味わいはこれまた車家の師匠片倉友蕎子氏いわく、これほど軽いさわやかなあれこれで、そば打ち技術も難ちゅうの難というそれこれであるつーことである。

メニューに少な目と言い張ってるがそばがきの後であるので少な目でよろしかろうとのご注文であるが、大食いをなりわいとするあたしはさらに腹がへって、さらにご注文である。


追加注文の出羽の田舎切り(150g)1200円(税込1296円)である。

なにしろあたしら田舎もんにはジャストフィットの田舎切りであるので、これなら腹いっぱいになるだろうと張り切ってお召し上がりになったら、さらに腹がへったのであるが、これ以上は経済的に腹がへるので、やむなく箸をおいた次第である。


まあ、このように味と技術と雰囲気で食わせる通好みのお品揃えとお値段であるので、昼時とはいえ、あたしらのようなお仕事途中のカロリー爆食目的の品性のないおっさんらはおられず、お上品なおもむきを漂わせたご高齢の方々がちらほらである。

ううむ、まあ、失言が出ないうちに、こんなとこでひとつ。


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