2012年5月25日金曜日

中川根町の四季の里でざるそばと草餅


物見遊山で新東名高速を走ってみようつーことで、まあ、目的地は寸又峡温泉つーことで、島田金谷てなインターチェンジで降りて、どんどん寸又峡に向けて国道473号線から362号線に入った中川根町のあたりで、「ううむ、腹減った、なんか食いたい」つーことで、道の左側になんか食わせてくれそうな店があるので車を停めたのである。


店内に入ると、「ううむ、実にアバウトなレイアウトで旅の気分満載ね」つーよーなお店で、あたしとしては大満足であるのである。

さらに厨房のウインドウには「手打ち!そば」と書いてあるのである。

なにしろ「手打ち!」と感嘆符で強調してあるぐらいであるので、そばは手打ち!であるのである。

ざるそばとかけそばと山菜そばの3種類という実にわかりやすいメニューであるのである。

そしたらおねーさんが、「きょうは、冷たいものだけです」というので、つまり、今日のメニューはざるそばだけということであるわけであるので、さらにわかりやすいメニューになったのである。

そのさらなるアバウトさに旅の気分はいやがうえにも高まって、興奮は頂点に達して「いいぞっいいぞっ」とわめきながら店内を全力で走り回ろうと思ったのであるが、おまわりさんを呼ばれる可能性もあるので我慢して、もちろん、ざるそばを注文したのである。


そしたら、おねーさんがざるそばを持ってきてくれたのである。

「ううむ、これは江戸前に近いつゆで、なかなかよろしいではないか、ほめてとらすぞ」」とおねーさんにいうのは控えて、意外なうまさに涙も溢れて嘘泣きしながら音も立てずに完食したのである。

それで、陶器のとっくりに入ってるのはなんだろう?と思ったらば、そば湯であるのである。

「このような旅の気分満点の泣かせるアバウトなお店でそば湯までちゃんと出て来るというのは、その心意気もほめてとらすぞ」とおねーさんにいうのは控えて、音も立てずにそば湯を飲んだのである。

グルメレポーターは食事でずるずるべちゃべちゃべろべろほろほろぴっぴろぴーと音を立ててはいけないのは常識であるのである。

食い方が汚いと視聴者から即苦情がくるのである。

まあ、なんでもいいや。


そしたら、そこに近所の人らしいおじさんが来て、レジでなにやらおおきな葉っぱに包まれた柏餅に似たものを買ってるので、「ううむ、あれも食いたい」つーことで買って食ったのである。

えーと1個130円だったかな?

まあ、とにかく美味しゅうございました。

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